その笑顔の奥にあるもの

【心に染みる笑顔】


ある経営者の方が



自分がガンに侵されていることを知った時



生き場のない、やりきれない気持だっただろうと



残された遺族と話をした。



「元気になりたい」



最期まで、手帳にそう書き続けてあったそうだ



かぼそいタッチで書かれた文字には



もはや再起の光は感じられず



気持ちをどこに向けていいのか



途方に暮れていらっしゃっただろうな・・・



「余命3カ月」



動揺する家族は



目の前が真っ暗になったであろう



亡くなる直前まで



自分はガンであることを知りながら



時間がないことを知りながら



生きることを諦めなかった



いつも笑顔を絶やすことがなかったそうだ



看護師長も



「あんな方は初めてでした」



ほろりと頬をつたう涙が



その人の生きざまを裏付けていた



「神さんの仕事」



崖っぷちの人生を歩んだその経営者の方は



他人事のようにラッキーな人生だったよと言いながら、


笑いとばして生きてきた



病院の看護師の方まで勇気づける笑顔を持っていた



強さとは、一夜には持てるものではない・・・



そう思った。



さまざまな経験の中に



あきらめないその人の生き方が



最期まで笑顔をつくった



強さ


人間の底力とは無限だ



人間の未知なるその力を応援したい



「いつまで生きれるかな」



その方の手帳に書いてあったのを



知ったのは、亡くなって半年を過ぎた頃だったそうだ。ネットショップやってます ＞＞＞